観光案内 > 般若寺

19.般若寺
 般若寺は生駒屋敷の東北にあり、明徳2年(1391)僧「大雲」により真言宗の道場として創建され、その後百余年の歳月を経て、文明年間(1469〜1486)曹洞宗の寺として、僧「昌山」によって中興されました。
 当時は乱世が続き戦火にあい、また朽ち果てて廃墟になっていましたが、永禄年間(1558〜1569)に生駒氏の祈願所として再建され、久昌寺の末寺となりました。しかし、隆盛を極めるまでには至らず、修験者や平僧道心者の住庵となっていました。それを慶安年間(1648〜1651)生駒因幡守利豊によって改築され、元の姿を取り戻し、更に延享元年(1744)久昌寺八世「大頂」が興し、開山として入るに及んで寺院として栄えました。
 境内にある薬師堂の本尊は大和国生駒山の鬼取薬師の像を写して刻んだもので、由緒あるものです。
 鬼取の名は、「尾張名所図会」に「当時の門前によなよな鬼神の類の怪物出しかば、生駒氏これを斬り伏せたりしが、怪物のかたち見えざりけり。翌日其の所に至り見るに、古るき五輪の石塔を切り付けたる跡ありて、刃物もまたかけたり。これ関の兼吉の作となりけるを、五輪丸と名付けて生駒家の宝剣とす」とあり、ここにも生駒氏の深い関係を垣間見る事ができます。

戻る

Copyright© 2010 江南市観光協会 All Rights Reserved.