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21.常観寺

 常観寺は曹洞宗で、創立は不詳ですが、縁由によると嘉祥・仁寿(850年)のころ、参議篁が地蔵菩薩銅像を鋳造してまつり、桜雲山常観寺と名付けたのが起こりといわれています。
 常観寺といえば鋳鉄地蔵菩薩立像(お釜地蔵)が有名ですが、本尊は釈迦牟尼仏、すなわち仏教の開祖、生・老・病・死の四苦を救うために修業した人「お釈迦様」をまつっています。
 正親町天皇の永禄元年(1558)ころになると荒廃も甚だしく、時の住職太広養は本殿を修復したり、庫裏を造営したりして、寺の中興を図ったと伝えられています。さらに、生駒家当主五代利豊や六代利勝の援助を受けて、立派な寺廊に整えられました。
 この寺は信長の室「吉乃の方」をまつる久昌寺の末寺であり、生駒氏が大きくかかわっていたことがうかがわれ、その庇護のもとに栄えてきました。なお、本尊も霊験あらたかと言われていますが、鋳鉄地蔵菩薩立像は県の文化財に昭和35年6月に指定され、尾張六地蔵の一つとして有名です。

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