観光案内 > 二子山古墳

28.二子山古墳
 
 二子山古墳は犬山扇状地の末端、標高約十五メートルの水田地帯にあります。
誰を葬ったか、はっきりしていませんが五世紀末のこの地方を治めた豪族のもので、前方後円墳です。
 横から見ると二子山(後円部が高い)のかたちで真上から見ると後円部は丸く、前方部は後円部から前へ張り出し、先が開いた四角形をしています。
 この古墳の規模は全長約六十メートルで後円部の直径三十五メートル、高さ七メートルあり、前方部の幅五十二メートル。高さ四メートルで西北を向いています。
 明治二十年頃、考古学者の柴田常恵氏は「東京人類学会誌」に「この古墳は二子塚、または弁慶塚とよび、周囲はすべて水田に囲まれており堀はないようである。村人に聞くと、先年まで一個の円塚(墳)が二子塚の右三十五メートル離れたところにあったが今は破壊されて無い、かっては左にも円塚(墳)らしい畑が残り、たぶん倍塚であろう。」と述べています。
 発掘は嘉永二年(一八四九)と明治二十年(一八八七)二回にわたり、金環、玉類、刀、馬具(轡、鐙など)須恵器などが出土しています。そのうち、馬具は東京国立博物館に収蔵されていますが、その他の出土品の所在はわかっていません。

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